ダム形式　重力式コンクリートダム

塩川は関東山地・金峰山に端を発し、山梨県北杜市を流下し富士川の上流部・釜無川へ合流する一級河川である。延長40キロメートル、流域面積は389.7平方キロメートルで、河川勾配が急なこともあり台風などの大雨によって増水し水害をもたらした。塩川の河川改修を実施してきた山梨県は今後の治水計画を講じる上で川幅の拡幅による河川改修がもはや困難であるとしてダム建設を推進。同時に、かんがい用水や上水道用水の確保と、ダムからの放流水を利用した水力発電を併せて計画に盛り込んだ。

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• ダムって雄大だよね～

  ダムの何が好きかって？　　やっぱり見た目、ビジュアルと大きさと、迫力ですかね。　うむ。それに尽きる。塩川ダムには、ダム本体の低い位置に水道や発電のための放流用鉄管があり、普段はこの鉄管を通してダムの下流に水を流しています。
  ところが、鉄管の点検時には水を止める必要があるため、その期間は、大雨が降ったときにしか使わない、ダム本体の高い位置の放水口から放流を行います。
  塩川ダム見学会では、その鉄管の定期点検にあわせて、高さ６２．５ｍを一気に流れ下る放流の様子を、ダムの真下から眺めることができます。同時にダム内部の点検用トンネルの見学も行います。
  

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• 心が洗われるよね～

  みずがき湖東側湖畔には、川名「塩川」の由来となっている塩味がする霊泉が湧き出ています。このしょっぱい霊泉の存在は、江戸時代の地誌「甲斐国誌」にも「塩川ノ霊泉、塩川組ニアリ、冷泉ナリ」と記載されており、古くから知られていました。
  ダム管理所展示室にて、スト－ブの上で霊泉の水から作った山塩をご賞味いただけます。マイルドで上品な塩味をご堪能ください。
  なお、水質検査の結果、この霊泉の水は飲用には適していません。