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2016/

4/22

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酒折宮

連歌発祥の地、県内唯一古事記にも伝わる地、酒折宮

  • 甲府周辺

    文化

山梨県で唯一「古事記」に記録が残る地

山梨県で唯一「古事記」に記録が残る地

戦国時代以降、関東と京の都を繋いだ甲州街道。その道には数多くの歴史が刻まれてきました。ですが甲州街道沿いの酒折という地は遥か昔、「古事記」に記録が残る程の歴史を持つ地です。その由来はかつて古代日本平定に活躍した英雄、日本武尊が東夷征伐の帰りに立ち寄りったとされており、その時の歌が、後の世まで記録されました。

  • 酒折宮で歌われた詩と連歌
  • 酒折宮で歌われた詩と連歌

    では、その歌に纏わる話を紹介です。日本武尊が酒折宮にて「新治筑波を過ぎて幾夜寝つる」と家臣たちに片歌を問いかけた所、家臣たちはその歌を返せませんでしたが、身分の低い御火焚の者が「かかなべて夜には九夜日は十日を」と答歌。これに感嘆した尊はこの老人を東国造に任命したと記載があります。この歌のやり取りが、連歌という歌の機嫌になっており、酒折宮は「連歌発祥の地」と呼ばれています。

  • 酒折宮に祀られている日本武尊と「火打嚢(ひうちぶくろ)」
  • 酒折宮に祀られている日本武尊と「火打嚢(ひうちぶくろ)」

    では、続いてご神体に纏わるお話。酒折宮のご祭神は「日本武尊」であり、そのご神体としてまつられているのが「火打嚢」です。なぜ日本武尊が祀られていうのかというと、日本武尊が酒折宮を発つ際「吾行末ここに御霊を留め鎮まり坐すべし」と言われ、草薙の剣と共にその命を救った「火打嚢」を塩海足尼に授けたことで、ご神体として祀られるようになりました。

スポットデータ

住所山梨県甲府市酒折3丁目1-13
電話番号055-231-2690
URLhttp://sakaorinomiya.jp/
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