2016/
4/22
古の道
武田信玄公縁の人達を巡る、山裾道
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甲府周辺
観光
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甲州の偉人たちを思い巡る「古の道」
甲斐の国を治め、甲斐の国で眠りについた武田信玄公と親族。ほとんどは甲府、武田神社の近くの山裾の神社・寺院に眠っています。そして、歴史を思いながら歩けるよう考えられたのが「古の道」という散歩用マップです。今回はそんな歴史ある山裾の道のご紹介です。
始まりはやはり武田神社
古の道はどこがスタートと明確に決められているわけではありません。ですが、ここはやはり旧躑躅ヶ先城跡「武田神社」から、山を下るように走るのが楽だと私は感じました。武田神社の詳しい話は、当サイトの該当ページをご覧ください。
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まずは桜の名所、護国神社
武田神社から延びる武田通りを少し下り、案内看板に従って左折して見えてくるのが「護国神社」です。この護国神社には、西南戦争以降の山梨関係者の英霊を祀っており、春には同時に約2百本の桜が咲き乱れる桜の名所としても有名な神社となっています。
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信玄公・三条夫人の眠る場所
護国神社の前の道をまっすぐ走り「円光院」の案内看板に従って坂を上ると、信玄公の正室・三条夫人の菩提寺があります。さらに信玄公が火葬された「信玄公墓」も南に下ったあたりにあります。信玄公の墓そのものではない為かあまり大きくないため目立ちにくいですが、是非探してみてください。
甲府盆地を見渡す展望台から、長禅寺、舞鶴城、そして信玄公像へ
地図を頼りに長い坂を上がれば、甲府盆地と南アルプスを一望できる「みはらし展望台」へと出ます。
山裾に沿うように走れば信玄公の母・大井夫人の菩提寺である「長禅寺」甲府駅南口に戻る途中には、武田氏断絶後、豊臣によって建設された甲府城跡「舞鶴城」がそびえたっております。
最後は甲府駅南口まで行けば「武田信玄公像」が山から歴史を訪ね廻った皆様を、迎えてくれることかと思います。
この記事を書いたコンシェルジュ
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横森 大輝
甲府市北部に長年住んでいる地元民が知る色々な良さを紹介します!