2017/
4/22
西山温泉 元湯 蓬莱館
源泉かけ流しの風情ある温泉
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身延・富士川流域
観光
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早川町の90%以上は森林!?
蓬莱館のある早川町の森林面積はなんと...96%もあるそうです!
そんな山に囲まれた自然豊かな早川町は、季節によって山々の表情が変わるのでどの季節に訪れても楽しませられます。
車道は舗装されていますが、旧道へ視線を移すと山が崩れ、先へ進めない状況の場所がいくつか見受けられました。
車の窓を開け、自然の風を感じながら先へ進んで行きます!
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山道をどんどん登ると...
国道52号線から山奥へ車を進めていくと道幅が次第に狭くなり、中型車が1台やっと通れるほどの道幅の場所も出てきます。
写真は蓬莱館の少し手前の場所です。
蓬莱館まであとひと息!!
そして蓬莱館に到着!!
みたまの湯から90分、ついに蓬莱館へ到着しました(;^ω^)
階段を上りロビーへ。
誰もおらず内線で館主の「天野さん」に連絡し、案内して頂きました。
ひと昔前の雰囲気を醸し出すロビーには鹿の剥製も飾ってあります。
こちらで天野さんよりお話を伺いました。
県内のお客様より東京・千葉・名古屋etc...県外のお客様が多いようです。
また、蓬莱館は加温・加水・循環をせず、源泉から1つの浴槽に直接注がれる
“本物の源泉100%の天然温泉”を守り続けているそうです。
また、1つの浴槽しかないので混浴となります。
女性はバスタオル巻きOK、希望があれば女性が入っている間は男性の入浴をお断りするなど、配慮がなされています。
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歴史を感じさせる当時の建物
ロビーのある建物から移動し、明治6年に建てられた木造棟へ進みます。
蓬莱館には日本近代登山の父、ウエストンが宿泊した部屋も残されています。
この先にはお目当ての温泉が待っています。
入浴...その前に。
お湯へ入る前に天野さんより、温泉に含まれる成分が結晶した「湯の花」の説明を受けました。
蓬莱館の湯の花は他の温泉とはひと味違います。
なんと...黄金色をした湯の花なんです!!
お金持ちになるとか、ならないとか...((ボソッ
そして入浴(=゚ω゚)ノ
男性脱衣所と女性脱衣所に分かれておりますが、その先は1つの湯船“混浴”です。
五葉松でできた湯船は浴槽が3つ。
シャワーの付いた洗い場は3ヵ所ありました。
温泉が注がれている所が温度が一番高く、他2つの浴槽はぬるめとなっています。
アルカリ性のやや硫黄臭のする温泉でやわらかい泉質です。
源泉温度41.3℃とそれほど高くないので、肩までゆっくり浸かることが出来ます(*´ω`*)ほっ
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何と言っても自然と静けさ。
訪れた際には他のお客様がおらず、静かな時間をゆったりと過ごす事が出来ました。
色々な方と話をするのも良いですが、温泉が浴槽に注がれる音や風の音、窓から覗く自然を見ながら温泉を楽しむ時間もまた良いものです。
長い時間をかけて足を運び、日ごろの疲れを癒してくれる温泉が此処にありました。
建物自体は年季が入っていますが、館主の温かさが蓬莱館のアットホームな雰囲気に繋がっていると思いました(´ー`)
こんなにも素晴らしい自然と温泉がある事を改めて実感しました。
是非、足を運び実際に味わってみて下さいm(__)m
スポットデータ
住所 | 山梨県南巨摩郡早川町湯島73 |
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電話番号 | 0556-48-2211 |
URL | http://www.spa.or.jp/shisetu/horaikan/yado.htm |
営業時間 | 日帰り温泉10:00~15:00 入浴料¥1,000- |
定休日 | なし |
この記事を書いたコンシェルジュ
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名取 大佑
生まれてからずっと山梨県で育ちました。地元の魅力を発信していきます