2018/
7/31
宿の駅 清水屋
居心地の良さに思わず長居❤
江戸・明治・大正の風景残る早川町赤沢宿
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身延・富士川流域
文化
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古いからこそ魅力的
昔ながらの集落の景色を色濃く残す早川町赤沢地区。
丘の上から集落を撮ってみました。
おじいちゃんおばあちゃんの家を思い出した方も多いんじゃないでしょうか?
この赤沢地区、昔は身延山参拝の宿場として栄え、当時の風景を残す場所として国選定重要伝統的建造物群保存地区(なにやら読むのにも「えーと」となりそうな難しそうな文章ですが…)に選定されているそうです。
簡単に言えば、今も残る伝統的な風景を後世に残していきましょうと国から選定されているいうことです。
だから、この集落の建物の外装は維持・保存が原則。
いつ行っても同じ風景を眺められるということ!
たしかにこの風景のなかに近代的な建物があったら似つかわしくないですね(^^;)
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公民館も・・
公民館だってこの佇まい。
映画のセットじゃないんですよ。
余りの珍しさに一回り観させていただきました。
ここに地域のみんなが集まるって、ちょっと羨ましい(#^^#)
清水屋さんのおしながき
公民館を下っていくと通りの脇にチョコンとお品書き。
えっ!?
雨畑紅茶?幻のポポアイス?まめもち?
知っている人は楽しみに、未知の人は「なにそれなにそれ?」となっちゃうメニューが揃っています。
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休憩所兼案内所 清水屋さん
こちらが清水屋さん。
立派な建物でありながらすべての戸が開けてありとっても風通しよく開放的。
当時は旅籠だった建物を現代は休憩所兼観光案内所としてリノベーション。
赤沢散策のベース基地になっています。
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スタッフは移住されてきた串田さん
こんな立派な佇まいのところにスタッフとしてどんな方がいるのかと思っていたら、そこにおられたのはお若い女性の串田さんただひとり。
以前は県外に住まれていたそうですが、こんな風景がまだ日本に残っていたんだということに惹かれ、この地に移住してきたそうです。
自分自身ここに住んでいるわけではないですし何かしたわけでもないですが、山梨県民としてとても嬉しい気持ちになりました。感激です(^^♪
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集落を通り抜けていくやさしい自然の風が心地いい
ときおり木々や草花の音を立てながら集落を通り抜けていく気持ちいい風。
居心地の良さにかなりの長時間くつろいでしまいました(^-^;
奥に見えるモミジの木、紅葉したらもっと見事な景色に見えるみたいですよ。
秋の時期にも来てみたくなりました🍁🍁
まめもちとやさしい和紅茶
山梨のまめもちって、知っていますか?
ちょっと甘めのお餅に青のりと豆やクルミ、あと細かく刻んだミカンやユズの皮が練りこんであるんです。
清水屋さんのまめもちも人気メニューのひとつ。
ふわっと感じるユズの香りがアクセントになっています。
また同じ早川町内の雨畑地区は県内では数少ないお茶の産地。
味わいは優しく香りはしっかり感じる和紅茶はまめもちにも合う合う♪
プライベート用にも茶葉をひとつ買っちゃいました♪
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まぼろしの「ポポ」とは・・・
まぼろしのポポアイス。
県内でも知っている人は少ない「ポポ」。
ポポーとかポーポーとかも呼ばれるそうですが、流通させられないほど熟すのが早く産地でしか食べられないので「幻のフルーツ」とも言われています。
日本でも食べられるところは数少ないですが、山梨で採れるのは早川町だけ。
そんな貴重なポポを、アイスで食べることができます。
バナナにも似たマンゴーにも似たトロピカルなテイスト。
一度食べてみて!
石畳を歩いてみよう
清水屋さんの居心地の良さについくつろぎすぎました…
休憩したら、周辺の石畳の小路を歩いて赤沢宿を巡ってみましょう。
聞こえてくるのは周囲を流れる水の音だけ。
この静けさを求めて訪れる都会の方も多いそうですよ。納得です(#^^#)
街から遠いって、デメリットなんかじゃないんですね。
遠いからこその価値、ここにありです♪
スポットデータ
住所 | 山梨県南巨摩郡 早川町赤沢193 |
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電話番号 | 0556-45-3232 |
URL | http://akasawasyukusimizuya.blogspot.com/ |
営業時間 | AM9:00~PM4:00 |
定休日 | 水曜日 (道路状況などにより臨時休業あり。公式HPなどで告知されています) |
この記事を書いたコンシェルジュ
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藤巻 卓規
得意分野は吉田のうどんです。一日4軒イケます。