2016/
4/30
北杜市の桜
北杜市はあちらこちらで桜の花をたのしめます
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清里・小淵沢・八ヶ岳
観光
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ほくとの桜
北杜市は山梨県北西部に位置し、八ヶ岳の南麓に広がる自然が豊かな所です。市内には2000m級の山々が立ち並び、居住区でも1000mもの標高差があるため、4月の頭からゴールデンウイーク前まであちらこちらで満開の桜が楽しめます。また、北杜市は八ヶ岳をはじめ多くの山々に囲まれているので、山々に残る白い雪と、青い空と、淡い桜の花びらとの見事なコントラストを楽しめると思います。
ここで、ほくとに伝わる物語をご紹介したいと思います。
「富士山と八ヶ岳の背くらべ」
大昔、富士山の女神は「私が日本一高い山」と威張っていました。そこへ「私の方が高い」と八ヶ岳の男神が言ってきたので、どちらが高いのか阿弥陀如来さまに確かめてもらうことにしました。如来さまは山の頂上に“とい”を渡し水の流れた方が背の低い山である。と言いました。水を流してみると、水は富士山の方に流れていきました。負けて悔しい富士山の女神が八ヶ岳の頭を叩くと、八つの峰に分かれ富士山よりも背が低くなり現在の姿になったと言いつたえられています。
神田の大糸桜
神田(しんでん)の大糸桜は樹齢400年のエドヒガンザクラの変種で江戸時代の初めころに芽生えたと考えられています。また、山梨県の天然記念物に指定されています。田んぼの真ん中にあるので、雪の残った八ヶ岳を背景にしてすばらしい景観をご覧頂けるとと思います。
三代校舎ふれあいの里の桜
明治・大正・昭和の校舎が並ぶ校庭の桜です。なんとなく懐かしさを覚える学校の庭に、ソメイヨシノが約30本咲いています。明治校舎の太鼓楼から南アルプスの山々を背景に校庭の桜を見るのが最高です。開花期間中は夜桜ライトアップもされています。
この記事を書いたコンシェルジュ
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浅川 和秋
野球少年(息子)の追っかけやってます。